プロフィール

百姓 ジャイコ

Author:百姓 ジャイコ
栃木県の田舎で新規就農し、
できるだけ自然環境を大切に、
身の回りにあるものを活かして
有機農業を営んでいます。
夢は広がる一方ですが、
仕事はなかなか進まない(笑)。
畑の様子や販売などについてはHPをご覧ください。
URL:http://sousainouen.web.fc2.com/index.html

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里山で農業をしていて思う事

いよいよ梅雨が明けたらしい?
ですが
畑で収穫している野菜は夏真っ盛り
ですが

もうすでに
秋冬の戦いは
始まっています

先日は今シーズン一回目の
秋冬野菜の種まきをしました

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今では有機農家でもほとんどやっている人はいないであろう
冷床または練り床という苗床の仕立て方で
苗を育てていきます

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これは腐葉土と畑の土と鶏糞を混ぜて
そこに水を入れて
羊羹のようなトロトロの土を作り
それを苗箱に詰めて
一日置いて水が引いたところに種をまきます
これだと苗床に常に水分が含まれていて
真夏の暑い日に畑に苗を植えても
枯れずに生き残ってくれます
最近の人がこれをやらないのは
おそらくビニールマルチを使うからでしょうね
マルチしたところに苗を植えれば
マルチの中には水分が保たれていますから
春と同じように仕立てた苗でも
枯れないんでしょうね~
もしくは不耕起の草生栽培とかならいけるのかな~
爽菜農園もかなり自然栽培的な農法をしていて
夏野菜はかなり不耕起固定畝ですが
今度試しに不耕起でキャベツなどもやってみようかな
まだ引っ越したばかりで2年目の畑ばかりですから
もうちょっと畑が肥えてきたら
できるかもしれませんね

ま、そんなわけで
あくまでも
ビニールマルチを使わないという
農業にとっては
かなり無謀であり
野菜を買う人にとっては
ほぼ無関係無関心な
小さな農園の
大きなこだわりのために
あやうく
草に埋もれかけていた
サツマイモ、ゴボウ、ネギも
ここ数年は草むしりが間に合わずに
一部消滅したりしていたのですが
今年はなんとか死守できそうです
除草前と除草後の
ネギ、ごぼうの写真をどうぞ~

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これは手取りで草の根まで抜かずに
地上部だけをカマで刈取り
そのあと管理機で耕しています
管理機を使っているのは
新しい研修生Mさんで~す!!
こうすればもう安心です
サツマイモとごぼうは
これからまだちょっと草は生えてきますが
暑さで一気に野菜も伸びますので
もう草に負けません
ネギはあと何回も土を根元に寄せてあげて
だんだん白い部分を長く太く育てていかなくてはなりませんが
この夏の草が一気に伸びる時期に
草から守り抜いておけば
あとは草の生育もだんだん穏やかになるので
今年の冬は
サツマイモとネギとごぼうがちゃんと採れそうかな~♪と思います

ところで話は田んぼに移りますが
この辺りの田んぼでは
今、農薬の空中散布が真っ盛り
なんだか空散の終わった田んぼは
シーンとしていて
まさに「沈黙の春」という感じです

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爽菜農園の田んぼは
もちろん空中散布はありませんし
里山に囲まれているという
好条件も手伝って
まるで生き物たちの博物館のようで
早朝でもなんとなく
ザワザワしているような気がします

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サシバの里いちかいとして
自然保護の町として売っていくなら
やはり空散はやめた方がいいと思うのですが、
なにもすべての農薬が悪いと言っているのではなく
稲の生育や害虫の発生状況と関係なく
夏になると一斉に
まるで義務のように空散をする
というのは、少なくともやめた方がいいのではと思っています(^_^)

農協や業者のいいなりではなく
みんなが自分の田んぼや周りの環境に敏感になり
勉強して、知恵と知識と勘を養って作物の管理をすれば
だんだん農薬は必要なくなると思うのです♪

そんな訳で
次の有機農業講座では
田んぼの生き物調べをしますが、
これは田んぼの生き物に詳しくなり
田んぼの生態系に敏感になり
それによって稲の生育にも敏感になり
できるだけ農薬を使わずに稲を育てられるようになるための
入り口だと思っています

さて
先日一本だけ
穂が出始めた稲を見つけました!
稲の穂が出揃う前に
カメムシの住処を作らないように
畔の草刈りを終わらせなくちゃです
これもカメムシの被害を減らすための知恵です

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そうそう
ちょっと長くなりますが
もう一つ思うところをば。。。。

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小麦の収穫期の頃に
イノシシの大群がいた小麦畑も
やっと収穫が終わり
耕して大豆の種を蒔きました

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大豆はすっかり出揃いましたが
またイノシシが来ているようで
まだまだ電柵が必要です!
しかし
自分の所の畑は電柵をしたから
被害は少なくなりますが
そうなると
隣のおばあさんの畑や
他の近くの畑にイノシシが行ってしまいます

イノシシ問題は
電柵をすればいいというものではなく
例えば役場や農協が
イノシシ罠の講習会を開いて
たくさんの町民が
イノシシそのものや
罠などの知識と技術を身につけ
できたら罠も役場が貸し出してくれて
みんなが捕獲できるようになると
同時に
そうやって里山に人が入るようになれば
イノシシも警戒して
あまり里にも降りて来なくなるだろうし
獲ったイノシシは
ジビエ料理などの研究をして
美味しい道の駅の看板メニューにするなど
とにかく町のみんなが一体となって
取り組まなければならない問題だと思うのですが

まぁ市貝町は小さな町ですし
小野寺さんもちょっとは役場の人に
話を聞いてもらえるくらい
頑張ってきましたので
町に提言していくとともに
自分たちでできることも考えていきたいと思います

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