プロフィール

百姓 ジャイコ

Author:百姓 ジャイコ
栃木県の田舎で新規就農し、
できるだけ自然環境を大切に、
身の回りにあるものを活かして
有機農業を営んでいます。
夢は広がる一方ですが、
仕事はなかなか進まない(笑)。
畑の様子や販売などについてはHPをご覧ください。
URL:http://sousainouen.web.fc2.com/index.html

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター

有機JAS認証制度について思う事

この記事もフェイスブックに先に
アップしたものですが
注目度が高かったので
こちらにもアップしま~す!



先週の木曜日
爽菜農園に
有機JAS認証の検査員がきました!

爽菜農園ジャイコも
検査員をしていて
年に5〜10回ほど
あちこちに検査に行きますが

3年前から
ここ市貝町の町長さんが
自然豊かなサシバの里と名乗り
自然環境保護と経済が両立できる町!
というからには
農産物も無農薬を増やさなくてはいかん!
と有機JAS認証を取得する際の
認証料金を補助してくれる制度を
作ってくれて
ぜひ有機JAS認証取得してくださいというので
仕方なく取得しています

有機JAS認証を取得するには
細かいことを言うと色々ありますが
できるだけ簡単に言えば
3年以上無農薬無化学肥料で栽培し
毎年毎年
膨大な栽培履歴や出荷記録を提出し
毎年毎年
畑や倉庫や農機具の検査を受けて
さらに
毎年毎年
10万円程度の検査料金を
払わないといけないのです

毎年10万円が高いか安いかは
人それぞれだと思いますが
自給的生活していて
収入も支出もあまり多く無い
爽菜農園にとっては
目玉が飛び出るような大金です

有機JAS認証制度ができた当初から疑問に思っていますが
例えば
県の減農薬とか特別栽培の認証は
無料で取得できるのに
なぜ国で作った認証制度なのに
農薬も化学肥料も使わずに
頑張っている有機農家が
毎年大変な負担をして
有機認証をとらなくてはならないのか?

何も使っていないということを
証明するのって大変なんですよ〜
結局
作業日誌を見させてもらって
堆肥を作ったとか
または有機肥料を購入したとか
どこにも農薬を撒いた記録が無いとか
そんなのを信じて記録から読み取るしかないんですから!
だったら
農薬や化学肥料を使った人が
使ったものを農産物に明記したほうが
分かりやすいと思うんですよね〜

そしたらさ
キャベツになんとかかんとかという農薬を栽培期間中何月何日にかけて合計20回
なんとかかんとかという化学肥料合計10キロ
ナスに
なんとかかんとかという農薬を2日に1回で収穫前何日までかけた
とか書いてあれば
買う人もちょっと考えて
有機を選ぶ人が増えるような気がするよね😆

農薬を使う農家も
それで売れないなら
だんだん農薬を減らしたりするんじゃないかな~


あくまでも農薬や化学肥料を使う農家さんと
敵対したい訳ではなく
有機JAS認証制度がおかしい!
と言うことを国に言いたいんですからね!

話は戻りますが
だから
爽菜農園のように
決まったお客さんに
野菜セットの宅配をしているような
小中規模の有機農家は
お客さんとの信頼関係で販売しているので
有機JAS認証は必要ないし
逆に認証取得するほうが
負担が増すだけでメリットが全く無い
だから有機JAS農産物が増えないし
もしも有機JAS認証取ったとしても
スーパーなどに卸すとしたら
値段が高くなってしまうのです

あ~
有機JAS認証制度については
いつかは書こうと思っていましたが
絶対長くなるし
これでも書き足りないくらいですが
いい機会なので
ざっと書いてみました

この日はだんなさんと
もと研修生S君が
朝早くから弁当持ちで
人に頼まれて草刈りのお手伝いに出かけました!

米、野菜、卵もちろん自家産です

21231881_744230385749222_5818307519788182583_n.jpg
スポンサーサイト

テーマ : 田舎暮らし日記
ジャンル : ライフ

有機JAS検査員のお仕事 2016夏



ジャイコは
色々な有機農家さんを見られるのが
とても勉強にもなるし楽しいので、
有機JAS検査員の仕事もしています。

夏くらいになると
それほどたくさんではありませんが、
検査員のお仕事がたまに入ってきます。

先日は同じ町内で
有機JASは難しいので、
特別栽培で認証を取る方の検査に行ってきました。
大規模稲作農家さんで、
ビルのようなお米の乾燥機を
何台も持っていました!

13710486_550370338468562_4764043475032093896_o.jpg

今、
日本有機農業研究会から派生した
有機農業推進協会と言うところの検査員と
民間稲作研究所から派生した
民間稲作研究所認証センターの
判定員と検査員をやっていますが、
有機農業推進協会のほうで
有機JASのようなもので
動物に優しく、飼い方やエサにこだわった
家畜の認証を始めようと
検討を重ねていて
先日
群馬県高崎市で
実際に平飼いの養鶏をしている方の所で
検査員や事務員や検査員もやっている養鶏農家など5人で
認証方法の検討会をしました。

13738158_550371211801808_6359374342913014966_o.jpg

栃木と群馬と言うと隣の県なのですが、
市貝町から高崎市だと
高速道路を使っても
2時間はかかりますが、
久しぶりの一人のドライブで
運転は好きな方なので、
楽しくドライブしてきました!!

高崎市の野菜やお米、養鶏をしている有機農家さん、
我が家の茶色の鶏とはまた違う種類の
黒い鶏を飼ってらっしゃいました。

13701177_550371231801806_748822932005644410_o.jpg

鶏小屋も手作り、
産卵箱やエサ箱ももちろん手作り、
水がなくなったら自動的に給水してくれる仕組みも手作り、

13708329_550371215135141_2709267751538707611_o.jpg

田んぼの草取り機も手作りで
色々なものが興味深く勉強になりました~!!

13737579_550370341801895_9076597200408453710_o.jpg

田んぼではアイガモ農法

13738143_550371218468474_1817782507207475453_o.jpg

除草効果があると言われているカブトエビも
沢山いました!!
たぶんここ市貝町ではあまり効果がないかもしれませんが。
ここ市貝町は
生物が多様性過ぎて
おそらくカブトエビだけが
大量に発生するということはないのではと思っています。
ほかの虫や鳥に食べたり食べられたり。。。。

その土地その土地の特性を活かして
環境や作物の生育などをよく観察して
見極めていくのが農業の醍醐味だと思いますから、
市貝町ではカブトエビ農法は
定着しないかもしれませんが、
これから研修に来る人などが
どこかほかの土地で就農するときには
カブトエビ農法が役に立つこともあるでしょうし、
ほかの方の圃場や農法や工夫を見るのは
ホント、楽しくおもしろいですし、
勉強しておいて損はないかと思います。

13730970_550370385135224_7946922425501384598_o.jpg

こちらも手作りの
苗用のビニールハウスならぬ
透明トタンハウス!!

栃木県にも
すごい先輩有機農家がたくさんいらっしゃるし
市貝町にもセルフビルドしたり
手作りでいろいろやってしまう
すごい人がたくさんいますが、
まだまだ広い世の中には
すごい人がたくさんたくさんいるんですね~。

爽菜農園も、
いつか誰かの役に立てるように
いろいろ勉強して工夫していきたいですね~。

テーマ : 日々の暮らし
ジャンル : ライフ